マーケティング/販売へのIT活用

以前はマーケティングや販売に使えるITの選択肢はそれほどなく、販売管理の仕組みを入れたり、ホームページを作ったり、ショッピングモールに出店したりすれば良かったものです。

スマホの爆発的な普及とともに、プロモーションでは動画やソーシャルメディア、販売ではスマホ専用サイトやアプリまで考えないといけなくなりました。もちろんそれらのバックエンドで動いている顧客/販売管理などのシステムとの連携も考えなくてはいけません。

そのために、従来からITを担当してきた部門や人材に加えて、マーケティング、営業側の部門や人材の参画が必須になり、同じ目的に向かって一体となって取り組んでいけるかが成果を左右します。社内にITとマーケティングの両方が分かる人材がいれば救いになります。

また、昨今のマーケティングツールは高度な分析と改善ができるようになり、統計的な考え方ができる理系の素養が求められます。マーケティングや営業と言ったハイタッチな世界とハイテクの世界の融合であり、なかなか両方ができる人材はいないものです。

マーケティング/販売にもっとITを活用するポイントとしては、マーケティング・営業/IT部門間の連携、新しいツールを使いこなすトレーニングまたは人材の確保、マーケティングとIT双方を深く知るパートナーを活用するといったことがあげられます。