未来の社会やビジネスをイメージする方法

未来の社会やビジネスをイメージ、予想する方法がいくつかある。

まず、最も簡単だがあなどれないものとしてはSFを見ることがある。空想段階のものもあれば、予算のある大作では専門家による緻密な技術予想に基づいた近未来の描写もある。実現時期のずれはあるが、映画やアニメで描かれた世界は確実に出現している。意識的に見るようにするだけでも違うはずだ。

次に、研究室の段階がある。これは空想やアイデアを超え、形になった段階だ。今や一般にも知られるようになったMITメディアラボをはじめとした研究機関の研究発表や、先端を行く世界的企業の試作品などだ。これらは様々なエキシビションで発表されていたり、今や動画でも多数見ることができる。製品/サービスになるかはわからないがこんな技術がありこんなことが出来ますよという段階。

その次は投資の段階だ。市場があることが確認され、成長が期待される段階に入ったと言える。米国や日本のスタートアップ/ベンチャーへ実行された投資ニュースを集めたサイトや雑誌があり、それらを見ていると来るべき未来がイメージできる。この点で米国で実行されている投資は早くかつ網羅的である。シードラウンドともいうだけあって、未来への種が常に蒔かれ続けている。