生産性を上げるBPRの簡単な概説

仕事の生産性を上げるために、効果的な仕事の仕方を編み出したり、仕組み化することへの関心が高い。

今も有効な手法のひとつはBPR (Business Process Re-engineering) で、最先端のRPA (Robotic Process Automation) もBPRのひとつだ。

BPRという専門的なことを簡単にかいつまむと、まずは、一連の仕事を俯瞰し、目的のために本質的な業務を見極める。業務フローを書くことも有効だ。通常、一連の仕事には無駄な業務も含まれていたり、以前は効率的でも時間の経過とともに非効率となってしまった業務があることが多く、後で外したり代替するためにそれらも見つける。そのためには最新のテクノロジーや仕事の仕方を知っている必要がある。

次に、仕事の流れを新たにルール化、仕組み化する。ここで仕事の進め方に最新のテクノロジーを活用し、ある業務を今や可能となった他の方法で代替できないかを考える。まてよ、こうしたらというのもここだ。仕事の順序を変えてみたり、同時進行にしてみたりすることも考える。

最後に、最も大事なことは、定着、習慣化できることである。続けられなければ意味がなく、続けられるための工夫をしたり、ムリがないかを見極める。

こうして書くとそれほど難しいことでもない。事実、家庭でも最新の家電を導入したら何らかのBPRが行われているはずだ。本質的にはそれと変わらない。気楽に取り組んでみるのも手だ。